2009.05.22
「ヤマダ+ツクモ」で新たな価値を提供!
栗原正明社長 インタビュー
株式会社 Project White(ツクモ)
「ヤマダ+ツクモ」で新たな価値を提供!
ポイ ントの相互利用

−−まずは家電の聖地・秋葉原について、率直な感想をお聞かせくださ い。
栗原 秋葉原 は単なる商店街というだけではなく、まさに多様な文化の発祥地という感じですね。刺激が多く、やりがいを感じています。
−−その 秋葉原で新生ツクモのスタートを切ったわけですが、顧客の反応はいかがでしょう?
栗原 予想以上にいいです。ヤマダ電機グループになったメリットが認知されてきて、お客 様からの喜びの声が日々届いているところです。
−−メリットとは?
栗原 例えばポイントカードです。ヤマダ電機とツクモのポ イントが統合されましたから、家電を買ったポイントでパソコンパーツを手に入れることも、その逆もできるようになりました。奥さんに冷蔵庫を買ったポイン トで、ご主人がパーツを入手することも可能になったんです。
−−ポイントの価値が大きくアップしたわけですね。
栗原 はい。すでにお客様の相互乗り入れが始まっていま す。実際にヤマダ電機のポイントで、自作パソコンのパーツを一式揃えられたお客様もいらっしゃいますよ。
−−他にはどんなメリッ トがあるのでしょう?
栗原 やはり品揃えですね。例えば法人のお客様ですと、これまではツクモの品揃えの中でのお取引でしたが、ヤマダ電機の商材をご購入いただけるようになりまし た。すでにテレビなどの引き合いも頂戴しています。
−−それは店舗の品揃えなどにも生かされそうですね。
栗原 もちろんです。従来のツクモの品揃えに加えて、ナ ショナルブランドのノートパソコンなどがヤマダ価格で並んでいます。古くからツクモを知るお客様はびっくりされていますが、好調な滑り出しですね。
私どもの狙いは、ツクモの持つ専門性・ノウハウに、ヤマダ電機の強みである多様な品揃えやサービス、価格競争力などを積み上げて、まったく新しい価値をご 提供することです。売り場も試行錯誤しながら毎週進化させており、かなり魅力的になってきたと思います。
ビギ ナーにも丁寧に接客
−−ツクモはスタッフのスキルの高さに定評がありますね。
栗原 ありがとうございます。確かに専門パーツの品揃え がいいだけでなく、それを扱うスタッフのレベルがとても高く、信頼できることが強みだと自負しています。ヘビーユーザーに対応できる専門性に加えて、ビギ ナーの方にもわかりやすく親切に対応できるスキルを身につけ
ていますよ。
−−ツクモはパソコンマニアの店というイメージ がありますが、今後はもっと幅広い客層にアピールしていくわけですね。
栗原 はい。秋葉原は観光地化してきた面があり、若い方や親子連れ、女性客が増えています。従来のマ ニア層に加え、原点に戻った初心者向けパソコン工房とでもいいましょうか、ビギナーが不安を解消して楽しくパソコンを作っていただける場を提供していきた いですね。
−−そういうツクモのノウハウが、ヤマダ電機のLABIやテックランドに導入されても面白い売り場になりそうですね。
栗原 それは期待していただいていいと思います。今すぐ は無理ですが、将来的には人事交流も含めて相互の強いところを伝え合いたいと考えています。
そういったことも、私の重要な役割だと認識していま す。
−−リアル店舗だけでなく、ネットショップについてもツクモは独自の展開を行なっています。
栗原 単なる物販サイトではなく、さまざまな情報を盛り 込んだ楽しめる内容になっています。
そうすることで、店舗との相乗効果が生まれてくるんですよ。私どものネットショップでは、店舗のあるエリア のほうが好調なぐらいなんです。
店で現物を確認して、家からネットで買うというパターンですね。ネットと店舗、それぞれの強みを生かした情報発 信や用途提案を行なうことで、いい意味での相互補完関係になるんです。
−−最後にヤマダ電機ファン、ツクモファンにメッセージを お願いします。
栗原 まずツクモファンの皆様。ご心配をおかけしましたが、パワーアップして戻ってまいりました。ポイントも便利になり、従来のツクモになかった商材もヤマダ価 格で揃えております。ぜひ一度、新生ツクモに足をお運びください。
そしてヤマダ電機ファンの方には、ぜひ自作パソコンに挑戦していただきたいと 思います。サポート体制も万全ですので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。 (敬称略)
「ツク モ」ってこんな会社

前身となる九十九電機は1947年創業の老舗。
1968年よりアマ チュア無線機器販売店として顧客を拡大し、1977年にアップルの販売を開始してからはパソコン販売を強化。1990年代には秋葉原パソコン専門店四天王 の1社として名を馳せた。
従来はナショナルブランド品よりも自作パーツなどマニア向けの品揃えに定評があり、中上級者向け本格パソコン 専門店として幅広く認知されている。また、プロユースレベルの映像機器にも強みを持っており、コア層からの支持が厚い。
2008年10 月民事再生手続きの申し立てを行ない、ヤマダ電機が事業譲り受け会社「ProjectWhite」を設立、2009年3月に事業譲渡が完了した。
老舗の本格パソコン専門店がヤマダ電機グループ入りしたことで、双方のシナジー展開に熱い注目と期待が集まっている。
現在、秋葉原に5店舗、名 古屋、大阪、札幌にも店舗を構え、ネットショップも展開中である。
ツクモの 「サービス」

ツクモは自作パソコンや周辺機器を得意としており、これに対応したサービスが 充実している。
中でも特徴的なのが業界初の「パーツ交換保証」だ。パーツの相性が悪くて動かない、性能が出ないといった場合でも、同保証 に加入していれば、他のパーツとの差額交換を保証してくれる。無線LANが建物環境により通じない、液晶モニターのわずかなドット抜けが気になる、という 場合でも差額交換が可能だ。
一方、故障修理については「延長保証」がある。わずかな掛け金で新品は5年、中古は1年、メーカー保証期間 終了後の修理代金や落下・火災などの損害を補償する。
サポート体制も充実しており、自作パソコンの「組み立て代行」や「OS・ソフトの インストール」、パソコン買い換え時の「データ移行」や「メール設定」など、各種のメニューを取り揃えている。 さらには法人顧客に対しても、日本全国ど こへでも24時間以内に最適のシステムを提案するサービスを実施中だ。迅速、かつ的確なサービスこそ、ツクモのもう1つの魅力なのである。
※ サービスの詳細はhttp://shop.tsukumo.co.jp/及 び各店舗まで。
![]()














コメント
コメント