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2010.05.31 (シャニム31号掲載)

夏のイチ押し!「ニューアイテム」大特集:Part4

デジタルカメラ
簡単操作を追求、基本性能&機能もアップ
デジタル一眼ではミドル機に迫る
エントリーモデルが続々登場!

 デジタル一眼ニューアイテムのトピックは、エントリーモデルがさらに進化を遂げていること。ボディ材質や堅牢性などの面ではミドルクラスに譲るが、性能や機能面では遜色ないほどエントリー機が進化している。

 例えば、基本性能を見ても今や有効画素数1200万が標準スペック、キヤノン「EOS Kiss X4」のように同1800万という高画素モデルもラインアップされている。これは、同社人気のミドル機「EOS 7D」と同一仕様。撮像素子こそ両機で異なるパーツが採用されているが、映像エンジンはいずれもDIGIC4が搭載されている。エントリー機ながら、驚くほどの高画質が実現されているわけだ。

 この基本性能以上に高度化しているのが機能面だ。どのメーカーも“簡単な操作でキレイな写真を撮る”ことをコンセプトに製品開発を進めた結果、デジタル一眼でも多機能化が進んできた。特に、①ライブビューと②ムービー撮影の2つは、この夏のニューアイテム「要注目ポイント」だ。

 まず、①ライブビューはもともとコンパクトタイプのファインダー方式で、液晶モニターを見ながら撮影できる機能であることは周知の通り。これが、デジタル一眼にも標準的に装備されて久しいが、ライブビュー画像を拡大してマニュアルフォーカスで厳密にピントを合わせられるなど利便性が高い。プロカメラマンも愛用しており、もはやデジタル一眼に必須の機能となっている。

 このライブビューを活用した撮影機能が、エントリー機ではさらに進化しているのだ。
 人の表情に優先的にフォーカシングし露出を自動決定する「顔認識AF」や、動く被写体を追い続ける「追尾AF」といったコンパクトタイプで人気の機能が、多くのニューアイテムに標準搭載されている。

 コンパクトタイプを見ると、このライブビューはさらに多機能化が進んでいる。例えば、ニューアイテムの富士フイルム「FINEPIX Z700 EXR」では最新技術として「ペット自動検出」や、タテ位置撮影時に上下個別の画像を表示して操作できる「2画面サクサク再生」などを搭載。こうした機能がいずれデジタル一眼にも採用されてくることは間違いないだろう。

ムービー撮影機能が本格化

 さらに、ライブビューといえば液晶モニターを抜きには語れない。ボディサイズとの関係からサイズは3.0型を上限に大型化は一段落だが、高画素化が進み100万ドットを超える液晶モニターを搭載するモデルも登場。撮影画像の確認やメニュー操作など視認性が向上している。

 また、前出のX4はアスペクト比3:2の液晶モニターを採用している。これは、デジタル一眼の撮影画像と同じサイズ。一般的な同4:3モニターに比べて、写真を大きく表示することが可能となった。

 ニコン「D5000」のように可動型液晶モニターを搭載したモデルも揃う。デジタル一眼ならではの性能を自由な発想とスタイルで使える。

 一方、デジタル一眼での②ムービー撮影は、ニコンがミドル機「D90」で先鞭をつけて以来、続々と搭載モデルが登場しており、ここ1年ほどのトレンド機能だ。背景をボカした立体感や豊富な交換レンズによる多彩な表現方法など、一般的なデジタルビデオとは違った楽しみ方ができることから人気が高まりつつある。

 エントリー機の記録サイズは1280×720のハイビジョンサイズが主流となっており、同クラスでは唯一X4がフルハイビジョン(1920×1080)に対応する。

 付加機能的な色合いの強かったムービー撮影だが、最近は1つの分野を形成しつつあり多彩で便利な撮影機能が増加。デジタルフィルターやシーン自動認識モードなど写真向けに搭載されている様々な機能をムービー撮影でも併用可能だ。

 ムービーでは「遅い」「駆動音が入る」などの理由でマニュアルフォーカスが基本だが実用的にAFを活用できるモデルや、露出やホワイトバランスをマニュアル設定可能な機種が登場するなど、使いやすくなると共に機能として本格化。デジタル一眼を選ぶ際の1つの要素となりそうである。

 なお、デジタル一眼のムービー撮影機能については、弊誌第29号の商品研究で詳述している。併せて参考にしてほしい。

 

映像機器編

■3Dテレビ、録画TV、LEDテレビ(Part1)

■ブルーレイディスク・レコーダー(Part2)

■フルハイビジョン・ムービー(Part3)

■デジタルカメラ(Part4)

ビ ジネス機器編

■デジタル複合機(Part5)

■ビジネスプリンター(Part6)

■プロジェクター(Part7)

■パソコン(Part8)

 

 

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