2010.05.31 (シャニム31号掲載)
夏のイチ押し!「ニューアイテム」大特集:Part6
ビジネスプリンター
サブやメイン機として活躍の場が拡大
出力ニーズで選ぶA3カラー機
A4機はコンパクト化に拍車!
コア機能が集約された利便性に加え高性能化が進む複合機に押され気味のビジネスプリンター(以下、プリンター)だが、複合機をセンターマシンとした場合のサブ機やオフィスでのパーソナルユースなど活躍の場は広い。
しかも、シングル機ではカラーモデルの価格ゾーンが下がり、A3機でも機種によっては5万円前後で購入できる。例えば、モノクロ複合機をメインにカラープリンターを導入することで、手軽にカラードキュメント環境を構築できるだろう。ニューアイテムとしてA3機から2モデル、A4機からは3モデルを取り上げて機種選びや注目ポイントを解説していこう。
まず、メイン機として活用することも多いA3カラープリンターは、カラー印刷のニーズに合わせて選ぶことが大事だ。つい、「印刷のスピードは速いほどいい」「少しくらい遅くても我慢すれば」など、使用環境を考えず導入コストや性能だけで選びがちだが、これではプリンターを効果的に活用することは難しい。
例えば、カラーのプリントニーズが高いなら導入コストが高くとも出力速度の速い高性能機を選ぶべきだろう。印刷待ちのストレスが軽減されることはもちろん、プリンターのトレンド機能である「自動両面印刷」をはじめ様々な省エネ機能などを標準装備しており、トータルで考えれば結局はコスト削減にもつながる。
2010年ニューモデルのお勧めは、カシオ計算機「N3600CPS」。カラー毎分24枚/モノクロ同30枚の高い出力性能を備えると共に、自動両面印刷をはじめ多彩な環境関連機能やサービスに対応。ランニングコストを効率的に削減できることが理由だ。
カラープリンターの人気が高まってきたとはいえ、まだまだモノクロ印刷のニーズは根強い。そんなオフィスには、エプソン「LP-S5000」が適している。
毎分35.8枚というモノクロプリント性能を備えつつ、同8枚ながらカラー印刷もできる。「主用途はモノクロだがカラーも試してみたい」「カラー複合機のサブマシンとして活用したい」といったニーズに向く。導入コストも抑えられるお勧め機種だ。
デスクトップ型モデルが勢揃い
A4カラープリンターの注目機能や選択ポイントなどは、基本的にA3機と同じ考え方だ。生産性を重視した高性能モデルとしては、OKIデータの最新製品となる「C530dn」をチェックしたい。
カラー毎分26枚/モノクロ同30枚という高速出力もそうだが、両面印刷に加え用紙や電気代などランニングコストを削減する様々な省エネ機能を搭載。さらに、操作性にもこだわり従来からデザインを一新している。コンパクトながら用紙収納力は最大970枚。A4主流のオフィスではメインマシンとしても活用できるだろう。
A3カラー機の普及が着実に進むオフィス環境で、A4機をサブマシンとして活用するには、省スペース性が求められる。本誌掲載のニューアイテムには、数多いラインアップの中でも選りすぐりのコンパクトモデルが揃う。座ったまま扱えるデスクトップ型という点で、どのモデルも遜色がない小型さや薄さが魅力だ。
前出のC530dnは、あれだけの性能を備えつつ世界最薄(*1)242mmのボディだ。中小企業やワークグループ向けに特化した製品が揃うブラザーのニューアイテム「HL-3040CN」は高さ250mmを実現している。いずれもデスクに居ながら、操作や用紙ピックアップなどを余裕で行なえる。
占有スペースの視点では、コニカミノルタ「1600W」やキヤノンのロングランヒットモデル「LBP5050N」は要チェック。国内最小・最軽量(*2)を誇る1600Wは、小型機揃いの本誌紹介モデルの中でも占有容積が最も小さい。突起部が少ないスタイリッシュなフラットフォルムは狭い場所にもすっきりと収まるだろう。
LBP5050Nは、高さ260mmのコンパクトボディで自然排熱設計によるファンレス構造を実現。さらにフロントオペレーションや前面排紙方式を採用することで、カウンター下やラックにも設置できる。
こうしたA4カラー機の導入で、さらにドキュメント活用の幅や利便性が広がるはずだ。
(*1)カラーLED/レーザープリンターの高さにおいて(オペレーションパネル突起部含まず)。2010年4月現在。同社調べ
(*2)09年2月1日時点。国内A4カラープリンターにおいて
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