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2010.05.31 (シャニム31号掲載)

夏のイチ押し!「ニューアイテム」大特集:Part7

プロジェクター
さらに高まるコストパフォーマンス
「少額資産の特例」を使えば
負担の少ない導入・入れ替えが可能

 数年前は高価だったプロジェクターも技術進化やメーカー努力を背景に価格ダウンが進み、今や実売10万円以下で購入できるモデルが増加。いわゆるエントリークラスとして人気を集めている。実際、価格最優先に機種を選ぶことも多いだろう。

 だが、最近は高性能や多機能指向の傾向が強まっており、付加価値の高いモデルを選ぶ例が増えている。プロジェクターの“いち押しニューアイテム”は、高性能&多機能がキーワードだ。

 主な理由は3つ。1つには、圧倒的にコストパフォーマンスが高いモデルが増えたこと。プロジェクターの法定耐用年数は5年。これを経過したプロジェクターが発売されたのは05年頃であり、当時は2500lmモデルがメーカー希望価格で50万円前後という高価なものだった。

 それが、最近の高性能機は30万円前後だ。例えば、お勧めニューアイテムでは、カシオ「XJ-A145」(2500lm)のメーカー希望小売価格が税別20万8000円、エプソンの高輝度4000lmの多機能モデル「EB-1915」が同35万8000円。05年当時の機種に比べ価格ラインが大幅に下がっている

 もう1つの理由は、10年度税制改正で延長措置が講じられた「少額減価償却資産の特例」だ。年間累計300万円を限度に、30万円未満の償却資産を一括して損金算入できる減税策のこと。

 前述のXJ-A145を例にすれば、実売は20万円を切ることは確実。それでも、購入額が10万円以上20万円未満なので本来ならば3年間で均等償却する必要がある。だが、少額資産の特例により一括償却できるため、節税に加えて税務処理の負担軽減にもつがなるというわけだ。

 

付加価値が生み出す利便性

 そして3つ目は、こうした導入コスト面での利点に加え、やはり高付加価値モデルはエントリー機に比べて使い勝手が抜群なこと。特にニューアイテムでは、それが顕著なのだ。自動台形補正、電源オンですぐに投写開始が可能な「ダイレクトパワーオン」や電源を切った直後に電源ケーブルを抜ける「ダイレクトパワーオフ」といった、操作性を向上させる基本機能の搭載は当然。使い勝手を高めるメーカー独自の多彩な工夫が盛り込まれたモデルが揃う。

 その筆頭は前述したEB-1915。「使いやすさを実現することを最大のコンセプト」(エプソン)に、様々な先進機能を装備。モバイル機にも匹敵するコンパクトボディで4000lmの高輝度を持つだけでなく、USBケーブル1本で投写できる「USBディスプレー」や、ワンボタンで投写画面の歪みと最適なスクリーンサイズに自動調整可能な「かんたんセットアップ」といった機能に注目だ。

 また、マニュアルズームが一般的な中で、NECディスプレイソリューションズ「NP64J」はAF機能を搭載してセッティングの操作性アップを図っている。

 カシオは、新技術「レーザー&LEDハイブリッド光源」をニューアイテムのXJ-A145に搭載。水銀フリーやランプ寿命2万時間を実現すると共に、最大輝度に到達するまでの時間が最短8秒というスピーディーな立ち上げを可能とした。

 新しい活用法を提案していることもニューアイテムの特長だ。有線/無線ネットワーク接続もそうだが、USB端子搭載によるPCレス連携。さらには、NP64JのようにBluetooth対応モデルもある。携帯電話や話題のスマートフォンなどを介したプレゼンテーションも可能だろう。

 最近はハイビジョンなど高品位な映像を投写する機会も増えてきた。いかに美しい映像を再現するかということも大きな付加価値となっている。
 この点、ホーム用モデルを選ぶことも1つの考え方だ。PCありきで発展してきたデータ用機と違い、DVDやビデオなどの映像を高品位に再現することを目的に進化してきたことが理由である。ニューアイテムからのお勧めは、徹底的に映像美にこだわったビクターの「DLA-HD950」だ。

 同社独自のD-ILA方式や圧倒的な高コントラスト、フルハイビジョンが生み出す映像表現は感動もの。用途によっては、こうしたホームプロジェクターも選択肢に加えてみてはどうだろうか。

映像機器編

■3Dテレビ、録画TV、LEDテレビ(Part1)

■ブルーレイディスク・レコーダー(Part2)

■フルハイビジョン・ムービー(Part3)

■デジタルカメラ(Part4)

ビ ジネス機器編

■デジタル複合機(Part5)

■ビジネスプリンター(Part6)

■プロジェクター(Part7)

■パソコン(Part8)

 

 

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