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2010.05.31 (シャニム31号掲載)

夏のイチ押し!「ニューアイテム」大特集:Part8

パソコン
ビジネス用にXPも選択可能

最新OSとして注目度アップ!
快適性が大幅アップしたWindows7

 

 次々とニューアイテムが発売されるパソコン(以下、PC)。賢く選ぶためのポイントは【1】オペレーションシステム(OS)、【2】中央演算処理装置(CPU)、【3】液晶サイズの3項目だ。これらをチェックするだけでも、ニューアイテム選びの方向性が見えてくるはず。詳しく見ていこう。

 まず、基本となるのが【1】OSの選択だ(*1)。現行、Windows版の最新OSは「Windows7」だが、ニューアイテムでは同OSと「Windows XP」が選べる。XPはOSとして完成度が高く、メモリー容量が少なくとも軽快に動作するなどの利点がある。

 実際、ビジネス現場でも「XPを使い続けたい」との要望も多い。マイクロソフトによるXPのサポート期間は14年4月まで延長されている。PCの法定耐用年数は4年で、現時点でXPを選択しても減価償却が終わる向こう約4年間は安心して使える。

 ただ、XPのプレインストールPCは、すでに販売を終了している。このためXPを選ぶにはWindows7に付随する「ダウングレード権」を利用することが必要だ(*2)。これは旧バージョンのソフトを利用できる権利のことで、Windows7のライセンス契約をしつつXPを利用する。将来は別途ライセンス契約せずに、Windows7へアップグレードできる。

 本誌紹介モデルでは、NEC「Versa Pro J」がXP Professionalへのダウングレード対応だ。最初から同OSがインストールされており、ユーザー側でダウングレードする必要がなく利便性が高い。XPニーズに最適だ。

 XPがビジネスで使い続けられている理由には、後継OSのVistaが様々な点で不評だったこともある。最新OSとなるWindows7では、こうした不満が解消されている。

 Windows7には「Home Premium」や「Professional」などのエディションがあるが、いずれもビジネス用途として活用可能だ。同OS上ではほぼ問題なくXPで使っていたソフトを動かせる。ただ、まれに互換性から問題が生じることもあり、特にXP資産を活かしたいなら「XP Mode」を使えるProfessional版を選ぶ(*3)のも1つの考え方だろう。

 

快適な最新CPU「Core i」

 次に【2】CPU(*4)だ。これはパソコンの性能を決めるコアパーツの1つで、処理速度などを左右する。最新CPUにはインテルの「Core i」シリーズがあり、Core i3/i5/i7の3タイプが揃う。いずれも高性能だが、数字が大きいほど性能はさらに増す。

 例えば、i5とi7には「ハイパースレッディング・テクノロジー」や「ターボ・ブースト・テクノロジー」を採用。前者は1つのコア(*5)で2つの処理を同時に実行できる技術で、2コア構成のi5とi7では4つの処理を並行して行なえる。また、後者は電力などの動作条件に余裕がある場合に、クロック周波数を自動的に引き上げて処理性能を高める技術だ。

 ニューアイテムのCPUをチェックして、これらが採用されていれば高性能であることが分かる。掲載機ではツクモオリジナルの映像編集専用モデル「Vi5750」とFRONTIER「FRNP 707」でiシリーズが採用されている。

 ただし、価格が高くなることも事実。これを解決するために採用されているのが、「Celeron」だ。98年4月に登場したため旧タイプだと思われがち。だが、名称は変更されないものの中身にはその時々の最新技術を搭載。上位タイプよりも性能を落としているが、廉価版として低価格帯機に採用されている。

 ネットやEメール、マイクロソフトのOfficeなど一般的なビジネスソフト、そこに付随する画像を扱う程度であれば同CPU搭載機でも十分にその役割を果たしてくれる。

 ノート型なら、【3】液晶サイズもチェックしたいポイントだ。ここでいうサイズとは大きさではなく、アスペクト比のこと。
 ビジネスシーンではまだまだ4:3画面が多いが、16:9のワイド画面に注目したい。横に長いディスプレイは1画面で複数ソフトを開ける作業のしやすさや、エクセルなどの横幅のある資料閲覧にも効果的だ。デュアルディスプレイなど、別途外部画面につなげずとも、PC利用の快適性を高めることができる。

(*1)OSはMac OSやLinuxなど様々だが、ここではWindows
に限定
(*2)ダウングレードは「Windows7 Professional」と「Windows
Vista Business」に付帯する権利
(*3)「Ultimate」や「Enterprise」にも搭載されている
(*4)CPUにはIntel製とAMD製があるが、ここでは前者のみに限定
(*5)CPUの構成要素のうち演算を行なう回路のこと

映像機器編

■3Dテレビ、録画TV、LEDテレビ(Part1)

■ブルーレイディスク・レコーダー(Part2)

■フルハイビジョン・ムービー(Part3)

■デジタルカメラ(Part4)

ビ ジネス機器編

■デジタル複合機(Part5)

■ビジネスプリンター(Part6)

■プロジェクター(Part7)

■パソコン(Part8)

 

  1. ツクモ|editing PC Vi5750

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