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2010.02.28 (シャニム30号掲載)

善意の使用済みカートリッジで 寄付金総額は3000万円を突破!

ヤマダ電機&ジットの「子どもたちの未来」支援活動

善意の使用済みカートリッジで
寄付金総額は3000万円を突破!


 07年11月からスタートした使用済みインクカートリッジ回収による「子どもたちの未来のため」の募金活動。この1月20日までの累計寄付金総額は3000万円を突破し、3159万3270円となった。これはユーザーから回収した使用済みカーリッジ1個につき10円を、「JANIC」及び「交通遺児育成基金」に寄付するもの。ヤマダ電機店頭の回収ボックスに、投入するだけで社会貢献できるという手軽さが特長だ。

 しかも、回収したカートリッジは、ジットが責任を持ってリサイクルインクに再生しており、環境保全にも役立っている。

 スタートから2年強で、すでに300万個以上の使用済みカートリッジを回収したが、ヤマダ電機とジットは、この活動の認知をさらに拡大。より多くのカートリッジを回収して寄付金を増やすと共に、再生インクのリサイクルを一層推進する考えだ(回収詳細は85ページ)。

もし引き出しの中にでも眠っている使用済みカートリッジがあれば、ぜひともヤマダ電機の回収ボックスまで!

 

店頭回収ボックス

JNIC
国際的に活動するNGOの
活動資金として有効活用

 JANIC(国際協力NGOセンター)は、「NGOを支援するNGO」という立場だ。国際的な活動を行なうNGOを広報して認知を高めると共に、「NGOサポート募金」などの募金活動を行ない、集まった募金を正会員であるNGO団体に活動資金として分配している。

 ヤマダ電機さんから寄せられた寄付金は「NGOサポート募金」として正会員NGOに分配しています。寄付金は本当に助りますが、これと同じぐらい重要なことが、ヤマダ電機さんを通じてJANICや正会員NGOのことを知っていただけること。わざわざ店頭まで、使い切ったカートリッジを持ってきてくださる方が、全国にたくさんいらっしゃることに、本当に感謝しています(JANIC事務局次長・富野岳士氏/以下同)。

 NGOサポート募金では活動テーマごとの8分野にNGOがグループに分けされている。ヤマダ電機の寄付金はこのうち「保健医療支援まとめて募金」と「環境保全まとめて募金」の2分野に属するNGOに分配される。同募金は、自分が支援したい分野を選んで寄付できることが特長だ。

 一般には支援分野を決めても、どのNGOがきちんと活動を行なっているか、その見極めが簡単ではない。その点、JANICの正会員NGOは厳格な審査基準を満たし、理事会で承認された団体ばかり。寄付金は信頼できるNGOへ確実に届く。ヤマダ電機がJANICへの寄付を決めたのも、こうした理由があるからだ。

 JANICはもともと国際支援活動を行なっていたNGOの代表者が集まって、1987年に生まれた組織。1団体では限界のある活動を、組織的に行なうことが発端でした。ですから募金活動と同時に、きちんと活動しているNGOを多くの方に知っていただくことが、我われの大切なミッションです。今後は、一般の方が気軽に参加いただけるような企画や出会いの場を、もっと充実させていくことが課題だと思っています。

 

JANIC事務局次長・富野岳士氏

▲JANIC事務局次長・富野岳士氏

 緊急支援のための募金活動も行なっている。直近でいえば「ハイチ地震緊急支援まとめて募金」だ。ハイチの惨状は連日報道されているが、現地では11のJANIC正会員が、医療や物資などの支援を行なっている(1月20日現在)。同募金はその活動資金を目的としたもの。スタートから2週間ほどで650万円以上が集まったという(募金は3月15日まで。詳細はWebサイトにて)。

 NGOへの支援といっても難しく考える必要はありません。まずは使い切ったインクカートリッジをヤマダ電機店頭に持ってきていただくだけでいい。それが国際的な活動を続けるNGOの活動資金になり、結局は現地の人たちのために使われます。今後ともご協力をお願いいたします。

●詳細はJANIC Webサイトまで。
http://www.janic.org/
 

交通遺児育成基金
寄付金は恵まれない
子どもたちの学費支援に!

 交通遺児育成基金は自動車事故で親を亡くし、交通遺児となった子どもたちに、育成給付金を支給する制度だ。交通遺児は、自身が受け取る損害賠償金などの中から、拠出金を交通遺児育成基金に払い込んで基金に加入。この拠出金に国や民間からの援助金を加えて、基金が安全・確実に運用し、年齢に応じた育成給付金を支給している。

 育成給付金以外でも、遺児が一定年齢に達し、入学や就職などをする際のお祝い金を支給している。
 満13歳未満の交通遺児であれば、誰でも加入可能。拠出金は加入年齢に応じて異なり、満19歳に達した月まで支給が受けられる。ヤマダ電機からの寄付も、基金の運用資金や活動費などに充てられている。

 交通遺児を健全に育成するための支援ができないか。それはやはり教育費を含む生活費支援だろうということで、1980年にスタートしました。現在の加入者数は約1300名、これまでの総加入者数は3300名以上に達しています。

 主な活動内容は育成給付金の支給ですが、他にも加入者の心の支援を目的にした「基金だより・スマイルズ」の発行、映画やコンサートへの招待などを行なっており、寄せられた寄付金は、こうした活動にも充てています(交通遺児育成基金専務理事・野崎典重氏/以下同)。

 

交通遺児育成基金専務理事・野崎典重氏

▲交通遺児育成基金専務理事・野崎典重氏

 遺児が払い込んだ拠出金は、基金が基本的に2.5%で運用すると約束している。だが今の時代、この利率での運用は難しく、現状では国や民間の補助金に頼る部分が大きい。

 そんな中、ヤマダ電機とジットのように、一般消費者に大々的な協力を求めた上で、寄付を行なうケースは貴重とのこと。これにより多くの消費者が交通遺児育成基金の存在を知り、関心が高まることの意義も非常に大きいといえる。

 最近は若い人たちの間で、何か社会に貢献したいという機運が高まってきており、そういう機会があれば参加したいという方が増えているように感じます。

 ヤマダ電機さんの募金形態は、そういう方々が気軽に参加して社会貢献できるという意味で、非常に有意義ではないでしょうか。しかも、ゴミの削減やリサイクルにもつながり、環境保全に目を向けていただくきっかけにもなると思います。

 同基金は「特定公益増進法人」の認定を受けているため、ここに対する寄付金は非課税扱いとなることが特長といえるだろう。

 ご寄付いただけるのは、とてもありがたいこと。でも、そこまでしなくてもヤマダ電機さんへ使用済みカートリッジを持ってきてくださるだけでいいんです。それが遺児たちを支援する大きな一歩になります。今後ともご協力をお願いいたします。

●詳細は交通遺児育成基金Webサイトまで。
http://www.kotsuiji.or.jp/

 

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