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2008.05.20 (シャニム23号掲載)

フルハイビジョンを「見る/録る/残す」/薄型テレビ&BDレコーダー|Part3

フルハイビジョンを「見る」「録る」「残す」
薄型テレビ&BDレコーダー
最前線

 

番組コピーがもっと自由に

Part3:「ダビング10」とは?

  デジタル放送で一番不便を感じる点が、大半の番組がコピー不可(ムーブ/移動は1回可能)の「コピーワンス番組」であることだろう。アナログ放送時代には 自由にコピーできただけに、使い勝手の差は大きい。
 「ダビング10」はこの規制を緩和する新ルール。HDDに録画したダビング10番組について は、BDやDVDへのコピーが最大9回可能で、1回コピーする毎にコピー残回数が減っていく。そして残回数がゼロになった番組はBDやDVDへのムーブ/ 移動が1回可能になり、その際、現状のコピーワンスと同様、HDD内の番組は削除される仕組みだ。

 BDなどへコピーやムーブした番組は コピー禁止タイトルになり、BDやDVD、HDDへの孫コピーやムーブはできない。また、コピー残回数が残っている番組でも、BDなどへムーブした場合は HDD内の番組は削除され、コピー残回数はゼロになり、HDDへ戻すこともできなくなる。
 依然として複雑な感じは否めないのだが、それでも従来 のコピーワンスより自由度が広がることは確かだ。ダビング10番組の放送は、この6月から始まる予定だが、その対応は、番組によって異なるようだ。ある関 係者によれば「地デジは原則全番組でダビング10を適用するが、BSデジタルは当面、従来のコピーワンスを継続する方向」だという。このあたりはまだ流動 的なので、最新情報をチェックしたい。

 今回のダビング10で大きく特筆できる点は、アナログコピーの自由度が高まったことだ。ここまで ダビング10の概要を述べてきたが、これらはすべてデジタルコピーに関するもの。
 HDDに録画した番組を、ピンプラグなどでアナログ接続したレ コーダーへコピーすることは、制限がなくなったのである(HDDからデジタルコピーしたBDなどからの孫コピーはアナログでも禁止)。
 従来のコ ピーワンス放送ではアナログコピーも禁止されていたため、今回の新ルールはそこが大きく緩和されたわけである。しかも引き続きコピーワンス放送を継続する 方向のBSデジタルでも「アナログコピーの制限は緩和する方向」といわれるだけに、朗報といえるだろう。

 アナログ接続では、画像の劣化 や倍速コピーができないことなどのデメリットもある。だが、どちらも個人で楽しむためのコピーであれば、それほど大きなネックとはならないはず。コピーの 自由度が現状より大きく高まることは確かである。
 なおレコーダー側のダビング10対応状況はメーカーによって異なり、非対応機のアップグレード サービスなども用意される。詳細はメーカー各社のホームページまで。

 

 

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