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2010.02.28 (シャニム30号掲載)

「International CES 2010」現地レポート 最新テクノロジー、ラスベガスに終結! 全米が熱狂!! 「3D映像ワールド」

「International CES 2010」現地レポート

最新テクノロジー、ラスベガスに終結!
全米が熱狂!!
「3D映像ワールド」

 International CES 2010

International CES 2010
開催日:2010年1月7日〜10日
開催地:米国ラスベガス   「ラスベガス・コンベション・センター」
出展企業数:約2500社
登録入場者数:12万人以上

ラスベガス・コンベション・センター

 

 今年も家電&ITの世界最大の見本市「International CES 2010」が米国ラスベガスで開催された。今年の話題は何といっても「3Dテレビ」だ。パナソニック、ソニー、東芝、そしてサムスンが北米での年内発売開始を相次いで発表。
 しかも、パナソニックはディレクTV、ソニーはディカバリーチャンネルやESPNなどと提携し、3D放送の拡充にも万全の体制を敷いている。CES2010で花開いた「3D映像ワールド」の模様をお届けしよう!

 

パナソニックの3D
特設シアターに設置された世界最大152V型プラズマパネル使用の3Dディスプレイ(1)では、臨場感満点のデモが行なわれた。

世界最大152V型プラズマパネル使用の3Dディスプレイ

 

ブース内でも市販サイズの3Dプラズマテレビを多数展示(2)。

市販サイズの3Dプラズマテレビを多数展示

 

また、ディレクTVとの3D放送に関する提携も発表された(3)。

ディレクTVとの3D放送に関する提携も発表

 

 

ソニーの3D
特大スクリーンで3Dコンテンツを試写(4)。

特大スクリーンで3Dコンテンツを試写

 

特に3次元処理を施した故ジミ・ヘンドリックスのライブ映像には観客から拍手喝采が! 今春から発売開始する市販の3Dモデル「LXシリーズ」は白色LEDをエッジライト搭載した高画質モデルだ(5、6)。

3Dモデル「LXシリーズ」3Dモデル「LXシリーズ」

 

 

東芝の3D
ブース内がCELL一色だった東芝(7)。今秋、北米で発売開始するCELLテレビには、初めから3D機能が搭載されるとのこと。

CELL一色だった東芝

 

中でも注目は2D映像を3D化するCELLテレビならではの機能を盛り込んでいることだ(8)。

2D映像を3D化するCELLテレビ

 

 

本当の次世代!? 3D有機ELテレビが登場!

 次世代の超薄型・大画面・高画質パネルとして期待される有機ELテレビに早くも3D版が登場した。有機ELは3Dの課題であるクロストークに強く、コントラストの高さなどから奥行き感も出しやすい。3D向きのパネルといえる。

24.5V型のプロトタイプをデモ展示

▲9

 残念ながらパネルサイズこそ、まだ大画面には届いていないものの、ソニーは24.5V型というやや大きめのプロトタイプをデモ展示(9)。その確かな高画質とリアルな3D感をアピールしていた。他にもサムスン(10)やLG電子(11)が有機EL 3Dパネルを展示した。

サムスン

 ▲10

 

LG電子

▲11

 

シャープの3D
展示のメインは4原色フィルターを採用した新型アクオスだった。しかしながら3Dテレビにも積極的で、ブースでは3D対応のBDプレイヤー内蔵モデルをデモ展示した(12)。

4原色フィルターを採用した新型アクオス

 

LG電子の3D
韓国LG電子の3Dテレビもデバイス数が豊富だ。LED液晶(13)からプラズマ(14)、有機EL(11)、そして世界初の1ボディ3Dプロジェクター(15)までフルラインアップだった。

LED液晶

▲13

プラズマ

▲14

世界初の1ボディ3Dプロジェクター

▲15

 

 

メガネ式のリアル感には及ばない
「裸眼3Dテレビ」

 3Dテレビでもう1つの方式として期待されているのが裸眼3Dテレビだ。現状の主流はメガネ式だが、これが煩わしいという声は少なくない。メガネをかけずに3D映像が見られれば、その用途はもっと広がるとの予測もある。

裸眼3Dテレビ

▲16

 CESではサムスン(16)や中国TCL社(17)が裸眼モデルを展示した。だが、その画質やリアル感などは現状、メガネ式に遠く及ばないという印象。映画やゲーム用途などよりも、デジタルサイネージなど公のディスプレイなどとして活用が進むのではないだろうか。

中国TCL社

 ▲17

 

 

三菱電機の3D
三菱の3Dテレビはレーザー光源を使ったリアプロ・タイプだ(18)。デモはゲームが主体だったが、大画面で見る3Dの格闘・戦闘系ゲームのリアルさが非常に印象的だった。

三菱のリアプロ・タイプ

 

サムスンの3D
3Dに積極的なサムスンは、LED液晶をはじめ(19)、プラズマ(20)、有機EL(10)、そして裸眼タイプ(16)と、あらゆるパネル・デバイスを使った3Dテレビを展示した。 

サムスンLED液晶

 ▲19

サムスンプラズマ

▲20

 

 

4月23日から国内発売を開始!

ベール脱いだパナソニック「3Dビエラ」

サイズは2機種。価格は54V型が53万円、50V型が43万円※
3D対応ながら省エネ性にも優れるフラッグシップ機
3D対応のBDレコーダー&BDプレイヤーも同時発売
※いずれも実勢売価

 

 2月9日、パナソニックは3Dビエラ「VT2」シリーズ2機種を、4月23日より国内で発売開始すると発表した。一部に今春発売との情報も流れてはいたが、CES2010からわずか1カ月という早さでの発表は異例ともいえる。北米での今春発売は発表されていたが、日米同時期に3Dビエラを発売開始することで、3Dの世界市場を一気に席巻しようとの意気込みであろう。

 3D方式にはフレームシーケンシャル方式を採用。左眼、右眼と交互に再生される映像を専用メガネを通して見ることで、視差による奥行き感を脳が認識し3D映像が楽しめる仕組みである。

 3Dのみならずプラズマテレビとしての基本機能にも優れている。プラズマに不可欠の予備放電をなくしたことでコントラスト500万:1を実現。また、DVDやスタンダード画質テレビ放送などの低解像度画像を、自動で高解像度化処理する機能、そして本体スピーカーだけで立体サウンドを楽しめる「バーチャル3Dサラウンドシステム」など多彩な機能を搭載している。

 しかも年間消費電力量は、3Dでありながら227kWh/年(50V型)だ。これは2D専用同社従来品の電力量よりも約13%も低い数値。VT2シリーズは最新のエンターテインメントを、優れた省エネ性で楽しめるビエラのトップモデルである。

 

 

3Dビエラ「TH-P54VT2」

3Dビエラ「TH-P54VT2」
●画面サイズ:54V型
●定格消費電力:未定
●年間消費電力量:237kWh/年(参考値)
●ネイティブコントラスト:「500万:1」
●質量:約30.5kg(スタンドなし)
●外形寸法:W131.9×H83.4×D9.0cm
●音声実用最大出力:総合20W(JEITA)
●実勢売価:約53万円 

 

 

 

3D対応ブルーレイディーガ「DMR-BWT3000」

3D対応ブルーレイディーガ「DMR-BWT3000」
●HDD容量:2TB ●チューナー数:2(地デジ、BSデジ、CS)
●映像記録圧縮方式:MPEG-2、MPEG-4、AVC/H.264
●内蔵HDD録画時間:約254時間(DR地デジ)、約180時間(DR BSデジHD放送)、約360時間(DR BSデジSD放送)他
●消費電力:約33W
●質量:約4.2kg
●外形寸法:W430×H68×D239mm
●実勢売価:約30万円

 

 

 

3D対応BDプレイヤー「DMP-BDT900」

 3D対応BDプレイヤー「DMP-BDT900」
●再生可能ディスク:BD-RE、BD-R、BD-Video、BD-LIVE、DVD-R、DVD-R DL、DVD-RAM、DVD-RW、DVD+RW、他
●質量:約3.2kg
●外形寸法:W430×H68×D238mm
●実勢売価:約13万円

 

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