2010.05.27
ソニー3Dブラビア「2D→3D変換機能」の実力
先週、ソニーが発表した3Dブラビア「LX900」シリーズ。さっそく、その試写を見に行ってきました。お目当ては、もちろん「2D→3D変換機 能」です。
↑ソニー3Dブラビア「KDL- 60LX900」(LEDバックライト搭載の60V型液晶テレビ)
思えば今年1月のラスベガスCES。ソ ニーブースで見たジミ・ヘンドリックスの1969年ウッドストックのライブ映像が、今も脳裏に焼き付いて離れません。
3D映像とは、3D 用に撮影したものに限られると思っていたので、こういう古い2D映像が3Dとして見られることに衝撃を覚えたものです。
しかも、リモコンの 「3Dボタン」を押すだけという手軽さなのですから、製品化への期待が大きく膨らみました。
CESでは東芝も3D CELLレグザに同じ機能を搭 載し、デモを行なっていました。
こちらのコンテンツは、東芝が北米で流しているレグザのテレビCM。感動的かどうかは別として、こんな一 般的な2D動画でも、想像以上に3Dっぽく見えたこともあって、この機能への期待が、一層膨らんでしまいました。
そして今回、ソニーが満 を持して「2D→3D変換機能」を搭載した3Dブラビアを発表。6月から随時発売を開始するわけです。
で、2カ月ぶりに見た「2D→3D 変換」映像でしたが、正直なところ「こんなモノだったかな?」という印象。
CESのソニーブースは大型スクリーンへの投写だっただけに、 60V型といえども迫力負けはいたしかたのないところ。また、CESから2カ月が経ち、自分の中の「2D→3D変換機能」熱も冷め気味だったのかもしれま せん。
今回の試写は、少し前に話題になった邦画「GOEMON」でしたが、これもよくなかったのかも。
この映画、もとも とCGを駆使して、かなり立体的な作りがなされているので、途中から3Dに切り替わっても、その差がもう一つ分かりにくいのです。
短い時 間の試写だったので、これだけで良否の判断は難しいですが、ちょっと拍子抜けした感は否めません。自分の期待が大きすぎたのかもしれませんが。
次回はぜひ、CESで見たジミ・ヘンドリックスと同じライブ映像を、3Dブラビアで見たいものです。そして、できれば東芝の3D CELLレグザの同機能 と見比べてみたいですね。
そうすれば、良否の判断がしやすくなると思います。
2D→3D変換機能は、3Dコンテンツがまだ揃っ ていない初期段階において、個人的には3Dテレビのキラーコンテンツだと思っています。
3Dブラビアは当面、プレイステーションと組み合 わせた3Dゲームが主流になると思われます。確かに3Dゲームの迫力やリアル感はたいしたものです。
でも、これだけでは弱い。過去の膨大 な2D映像資産を生かすことができれば、より幅広い層が3D映像を楽しむことができ、高価な3D対応テレビを買う動機付けにもなると思います。
ぜひ、早い段階で次の試写の機会を持ちたいと思っています。ソニーさん、よろしくお願いします!
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