CES2016現地レポートIoT機器の普及を側面支援
PanaとKDDIの革新的技術

CES2016現地レポート3

転期を迎えた米3Dプリンター市場

ここ数年のCESで人気ゾーンの1つといえるのが「3Dプリンター」だ。
ただし、今年は訴求内容が大きく変わり、クルマやバイクなどのカスタマイズ需要への提案が目立った。

米国では規制が緩いこともあって、クルマやバイクのカスタマイズ人気がもともと根強い。
ここをターゲットにした3Dシステムズ社は、「Freeform will change your life」をスローガンに掲げてカスタマイズユーザーに向けた出力品展示やセミナーを全面展開した。

これは3Dプリンターの対応マテリアルが、強度的にも優れたものが使用可能になったことが大きいだろう。
同時に従来のようなフィギュアやスマホカバーの提案だけでは、普及に限界があることを意味しているのかもしれない。
クルマのカスタマイズという実用的な提案を展開することで、米国における3Dプリンターは新たなステージに移ったといえそうである。

クルマやバイクのカスタマイズユーザーをターゲットに定めた3Dシステムズ社の出力作品見本と、光造形3Dプリンターのフラッグシップ機「ProX800」

「用途明確型」と「プラットホーム型」2つの方向性に別れる最新ロボティクス

用途明確型


3DプリンターのXYZプリンティングが発表した知育ロボット「BOLIDE」


フューチャーロボット社の「FURO-D」はアドバタイジング・サービス・ロボットと銘打たれている


日本のユカイエンジニアリングが出展した「BOCCO」は、スマホと連動した見守り&コミュニケーション・ロボット


窓掃除ロボット「WIN BOT」は約400ドル。高さ12フィート(約3.6m)までの窓に対応可能だ

プラットホーム型


HERTと呼ばれるメインモジュールに、CELLやX-CELL を連結することで、自分だけのロボットを作れる「CellRobot」


照明や空気清浄機、LEDプランターなどの各種機能を持つサービスユニットを組み合わせることで成長する家庭用ロボット「Patin」