オフィス機器「基礎講座」今さら聞けない!?
オフィス機器「基礎講座」

ビジネスプリンター/ブラザー

印刷コスト約2円! 高速&高耐久
A4モノクロ複合機「MFC-L5755DW」

  • JUSTIOに高速・高耐久なA4モノクロ機の新シリーズが登場
  • 分離型トナー&ドラムによりレーザー機では圧倒的な低ランニングコストを実現
  • 別売オプションの増設トレイにより、合紙機能の活用が可能
  • ファクスクラウド転送やフロントオペレーションなど、便利な機能を搭載

ブラザーの複合機&プリンターといえば、「JUSTIO」と「PRIVIO」の2大ブランドが有名だ。レーザー機などを揃えるJUSTIOは優れた設置性や使い勝手のよさ、豊富なラインアップがSOHOや小規模オフィス、中堅企業のワークグループ、店舗などの幅広いニーズに対応し、ビジネスユーザーから評価が高い。

今回、そのJUSTIOに新ラインアップが登場した。高耐久や快適な出力スピードなどを特徴とした高速タイプのA4モノクロ機シリーズだ。

この6月に、約60万枚の高耐久モデル*)を含めて5機種が発売されている中で、本誌注目はA4モノクロ複合機「MFC-L5755DW」である。というのも、①低ランニングコスト、②高速&高耐久、③給紙の拡張性、④保守サービスパックなどの特筆ポイントが、印刷コストの削減や生産性アップを実現してくれるからだ。

レセプトや領収書を大量に出力する医療機関や薬局、配布プリントが多い学校や塾といった文教分野など、印刷ボリュームの多い業種には、特に勧めたい。以下、詳細を見ていこう。

印刷コスト約2円! 高速&高耐久A4モノクロ複合機
JUSTIO MFC-L5755DW

プリントが安くて速い

まず、①低ランニングコストは本機の大きな魅力である。その印刷コストは、レーザー機としては圧倒的に経済的な1枚当たり約2円(大容量トナー使用時)。同等クラスの一般モデルと比べ3分の2程度、機種によっては2分の1ほどだ。

低コストを実現できる理由は、「分離型トナー&ドラム」方式が採用されていること。トナーが切れた場合でもトナーカートリッジだけを交換できるので、それぞれの部品をムダなく使い切れる。

さらに、大量印刷が求められる現場を支えるポイントが、②高速&高耐久だ。スペックを見ての通り、連続印刷スピードは毎分40枚。ファーストプリントタイムは7.2秒以下、リカバリーは5.8秒以下なので、スリープモードからでも13秒ほどで1枚目を出力できる。少数枚プリントも大量ボリューム印刷も快適にこなせる性能を備えている。

MFC-L5755DWのプリント耐久枚数は30万枚。一般的な装置寿命とされる5年間を基準にすると、月間5000枚を印刷できる計算となる。

オフィスにおける1カ月当たりの印刷ボリュームは、5名以下の規模で平均800枚から1000枚程度といわれる。業種により左右されるが、本機の耐久枚数なら大量印刷が求められる十数名規模の事業者でも、実使用に申し分ない。

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増設トレイで合紙機能を実現

また、大量印刷でビジネスプリンターに必要なスペックとしては、給紙枚数が挙げられる。この点、A4モノクロ機には珍しく、本機は③給紙の拡張性が実現されている。

もともとの収納容量である標準トレイ250枚と多目的トレイ50枚に加えて、別売オプションの増設給紙トレイにより最大で1340枚の用紙を収納できる。セットできる枚数によりオプショントレイも多彩なバリエーションが用意されているので、用紙補給の手間を軽減し快適な大量印刷の環境構築が可能だ。

しかも、増設トレイを使うことで実現される「合紙(あいし)」機能は見逃せない。これは、印刷物の間に色紙などをはさみ込むことで、資料の頭出しが容易になるもの。ページ数の多い資料やテスト用紙などを大量印刷する際、1部ごとに紙をはさみ込むことで仕分け作業が楽になる。

主にコピー機などにはオプションで見られる機能で、A4クラスの複合機に搭載されているケースはほとんどないという。

ビジネス現場では、複合機の不具合は業務停滞につながりかねない。このため、保守サポートを別途契約することも多いが、本機向けに提供されている④保守サービスパックは、そのコストを抑えることができる。

数プランが用意されており、例えば「サービスパック5年間」なら、5万円の定額で修理部品や定期交換部品はすべて無償。しかも、専門担当者が出張修理対応し、その費用も料金に含まれている*2。同パックを購入することで、安心して本機の使用が可能となる。

ブラザー機の特徴も満載

これだけではない。本機には、ブラザーならではの設計や機能が引き継がれている。

その1つがクラウド&モバイル連携だ。PRIVIOシリーズで好評の「ファクスクラウド転送」機能を搭載。受信ファクスをクラウドサーバー経由で事前登録のオンラインストレージサービスへ転送・保存し、同時に本機からも印刷されるので社内外でファクス情報を共有できる。

AirPrintやGoogleクラウドプリント、Brother iPrint & ScanやBrotherプリントサービスプラグイン*3、Wi-Fi Directなど各規格に対応しており、さまざまなスマートデバイスと連携して、印刷やスキャンが可能だ。

また、「限られたスペースにもジャストフィット」をコンセプトとしているJUSTIOの思想も健在で、オプション増設トレイを装備できるタイプとしては、省スペース性が際立つ。

トナー交換や万一の紙詰まり除去といったメンテナンス時のフロントオペレーションも健在。本体前面のカバーを手前に引き倒すスタイルなので、設置時に本体後方や上側にスペースを確保する必要がなく、狭い場所にもスマートに収まる。

印刷ボリュームが多い用途に、本機が最適な理由をお分かりいただけただろうか。本格A4モノクロレーザー複合機のMFC-L5755DWに、ぜひとも注目してほしい。

シングル機もハイスペック&低コスト!
JUSTIO HL-L5200DW/L5100DN

*1:複合機「MFC-L6900DW」とシングル機「HL-L6400DW」
*2:1年版/3年版/5年版。1年版以外は、本体購入後から半年以内にサービスパック購入が必要。保守員は翌日対応
*3:Androidのメニューにある印刷ボタンから印刷できる