プリンター/「新商品」レポートエプソン「Colorio」シリーズが刷新
話題のエコタンクにも新モデル追加!

エプソンは、2016年9月1日に新製品発表会を開催。家庭用インクジェットプリンターの「Colorio(カラリオ)」シリーズを中心に、7機種9モデルを9月中旬から10月にかけて順次発売すると発表した。

●インクジェットプリンターのホーム市場で競争優位を確立するため、「常に変わり続ける市場をリードしていく商品を届ける」と語ったエプソン販売の佐伯直幸代表取締役社長
●インクジェットプリンターのホーム市場で競争優位を確立するため、「常に変わり続ける市場をリードしていく商品を届ける」と語ったエプソン販売の佐伯直幸代表取締役社長

スタイリッシュに進化した「カラリオ」

新製品発表の狙いは、「多様化するプリントスタイルにきめ細かく対応する」こと。今回、投入された新ラインアップは以下の通り。

新カラリオの主力は、A4カラー複合機「EP-879A」シリーズだ。「身近に感じてもらえるプリンター」を開発コンセプトに、家中のどこにでも置けるコンパクト性が追及されている。紙送り機構の配置からインクカートリッジの形状まで、内部構造を見直すことで、従来モデル(EP-808A)と比べ、本体幅41ミリ/設置面積約11%と大幅な小型化が実現された。

●「EP-879A」シリーズ。写真のブラック(AB)以外に、ホワイト(AW)とレッド(AR)の計3色をラインアップ
●「EP-879A」シリーズ。写真のブラック(AB)以外に、ホワイト(AW)とレッド(AR)の計3色をラインアップ
●プリンターの機種選定では、本体サイズもユーザーに選ばれるための重要な要素とのこと。新製品では内部設計からコンパクト化に取り組んだ
●プリンターの機種選定では、本体サイズもユーザーに選ばれるための重要な要素とのこと。新製品では内部設計からコンパクト化に取り組んだ

さらに、デザインにもこだわったとのこと。どの角度から見ても統一感のある360度デザインやフラットな天面、ラウンドコーナーを採用し実現した丸みを帯びた外観に加え、本体を組み上げた時に出るパーツの継ぎ目を可能な限り排除するなど、シンプルでスタイリッシュなデザインを持つ。

EP-879Aシリーズ以外では、「ふだんはA4、ときどきA3」をコンセプトとした6色染料インク搭載のA3対応複合機「EP-979A3」、同じく6色染料インクを採用したベーシックタイプのA4複合機「EP-709A」を用意。デジタルカメラやスマートフォンの写真を鮮やかにプリントできる。

また、4色の顔料インクを採用したA4複合機「PX-049A」、はがき印刷向けのキーボード付きプリンター「宛名達人」シリーズでは年賀状デザイン集2017を同梱した「PF-81-2017」が発表された。

●A3印刷に対応する「EP-979A3」。2つ折りにしたA3原稿の表裏をスキャンすることで、PCレスでA3コピーが可能となった
●A3印刷に対応する「EP-979A3」。2つ折りにしたA3原稿の表裏をスキャンすることで、PCレスでA3コピーが可能となった
●「EP-709A」。リビングにスッキリと設置できるコンパクトサイズ、新6色染料インクや独自「マイクロピエゾプリントヘッド」などによる高画質な写真プリントが特徴
●「EP-709A」。リビングにスッキリと設置できるコンパクトサイズ、新6色染料インクや独自「マイクロピエゾプリントヘッド」などによる高画質な写真プリントが特徴
●「PX-049A」。家庭向けでは珍しく顔料系インクを採用。すべての操作を前面から行うことができ、コンパクトボディとあいまって好きな場所に設置可能
●「PX-049A」。家庭向けでは珍しく顔料系インクを採用。すべての操作を前面から行うことができ、コンパクトボディとあいまって好きな場所に設置可能
●「PF-81」の2016年モデル。有名作家の作品305種類を含む全1305種類の年賀状デザインプレートなどを搭載
●「PF-81」の2016年モデル。有名作家の作品305種類を含む全1305種類の年賀状デザインプレートなどを搭載

コンパクトなエコタンク機が登場

話題のエコタンク搭載シリーズでA4カラー複合機「EP-M570T」、写真印刷に適した「V-edition」シリーズではA4複合機「EP-30VA」も、それぞれ新ラインアップとして追加された。

エプソンは、海外で人気が高いエコタンク搭載機を2016年2月に初めて国内市場へ投入。「個人経営の店舗や事務所、自宅でビジネス目的の印刷を行うお客様を中心に好評」(同社広報部)とのことで、新たに本体サイズをコンパクト化したEP-M570Tを追加した。

インクにはCMYKの4色染料インクを採用。購入時に同梱されているインクボトルにより、A4カラー文書で約7500ページ、A4モノクロ文書で約4500枚を印刷できる。追加インクボトルのランニングコストはカラー約0.6円/モノクロ約0.3円。本体の耐久枚数は約3万ページとなっている。

●エコタンク搭載のA4カラー複合機「EP-M570T」。インクタンクの形状を見直すことでカラリオプリンターと同等のコンパクトサイズを実現
●エコタンク搭載のA4カラー複合機「EP-M570T」。インクタンクの形状を見直すことでカラリオプリンターと同等のコンパクトサイズを実現

V-editionは6色染料インク「Epson ClearChrome K2」を搭載し、写真高画質と低ランニングコストの両立を実現したシリーズ。作品づくりから日常使いまでインクコストを気にすることなく使える。同シリーズのラインアップ拡充を目的に発売(2016年10月予定)されたモデルがEP-30VAだ。対応サイズをA4に抑え、既存のA3対応複合機EP-10VAで高評価の「作品印刷機能」を標準装備するなど、より身近に高画質写真を楽しめるという。

●「EP-30VA」。PCレスでプリンターだけで操作できるので、写真印刷で悩ましいディスプレイ画面とのカラーマッチングから解放される
●「EP-30VA」。PCレスでプリンターだけで操作できるので、写真印刷で悩ましいディスプレイ画面とのカラーマッチングから解放される

また、広告イメージの新キャラクターには人気女優の吉田羊さんを起用することも発表した。エプソンインクジェットプリンターの「身近さ」や「安心感」を吉田さんのイメージと重ね合わせてPR展開していく。

「吉田さんの勢いのある人気の波に乗っていきたい」(エプソン販売の鈴村文徳取締役販売推進本部長)とのこと。2016年カテゴリー別の年末販売目標シェアとして、「インクジェットプリンター全体で45%以上」を目指す構えだ。

●新カラリオのスタイリッシュなイメージが、吉田さんの雰囲気と重なるという
●新カラリオのスタイリッシュなイメージが、吉田さんの雰囲気と重なるという