“いざ”という時の危機管理に!!ヤマダ電機が選んだBCP対策機器
ポータブル蓄電池「CUBOXmini」

 ヤマダ電機法人事業本部は、災害時におけるBCP(事業継続計画)ソリューションの提案を強化している。その一環としてこのほど、ポータブル蓄電池「CUBOXmini(キューボックスミニ)」の販売を開始した。

CUBOXminiの最大の特徴は、どこにでも持ち運べる質量16kgのコンパクトなボディだ。しかも一酸化炭素や異臭を出さず静音設計のため、夜間でも屋内の必要な場所でいつでも手軽に電力供給できる。

蓄電容量は550Whを確保。消費電力50Wの機器なら10時間、同5Wの機器なら100時間の連続使用が可能であり、スマホやPC、ラジオやLEDライトなどの非常用電源として最適設計がなされている。

さらに特筆すべき点は、蓄電池でありながら、平時の電源として日常的に使用できること。コンセントに繋ぎ放しであっても、電池のフル充電時には電池をスルーして電力を供給する構造となっているため、過充電による電池劣化が少ないのである。

そして停電時には、電池による電力供給へと切り替わるが、その切り替え時間はUPS(無停電電源装置)並みの10msec(0.01秒以内)を実現。災害時だけでなく、瞬時停電(1秒未満の停電)などのアクシデントからも、重要データなどを守ることができる。

ポータブル発電機のリスク

最近は非常用電源として、ポータブル発電機を装備する法人も少なくないという。ガソリンタイプやガスボンベタイプなどが各種発売されており、特に東日本大震災以降、大きく売り上げを伸ばしている。

ポータブル発電機に共通する点は、定期的なメンテナンスが必要なこと。オイル点検や内部の汚れ確認などを怠ると、いざという時には使えないということになりかねない。

また、燃料やオイルなどを常に備蓄しておかねばならず、その管理などを慎重に行う必要がある。さらには地盤歪みやガス漏れなどの災害現場では、爆発のリスクから使用できないとの制限もある。

こうした手間やリスクのないことが、非常用電源としての蓄電池の大きなメリットだ。特にCUBOXminiは、可搬性に優れておりスイッチ一つで作動するため、高齢者や女性でも安全に取り扱うことができる。

なお一部には、ビルなどに設置義務のある自家発電装置を誤解しているケースもあるようだ。確かに消防法は学校や病院、オフィスビルや商業ビルなどに非常用発電機の設置を義務付けている。

ただし、これは消防設備(スプリンクラー、消火栓等)への、災害時の電力供給を規定したもの。特別な工事を行わない限り一般のコンセントや照明などへは供給されず、BCP対策とはならないのである。

ヤマダ電機はこうした現状を鑑み、BCP対策の重要性からCUBOXminiの販売を開始したわけである。

開発に携わったトーカドエナジーは、三洋電機(現パナソニック)の時代から同社製の蓄電池向け電池パックを開発・供給している蓄電池のパイオニア的存在だ。CUBOXminiの製造も国内で行っており、何よりも信頼性に優れていることが、BCP対策機器として推奨できる一番のポイントである。

大災害は、いつ起こっても不思議ではない。しかも起こってからでは対策できない。だからこそ今が、BCP対策を講じる最適のタイミングではないだろうか。

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いざ”という時の危機管理に!ポータブル蓄電池
CUBOX mini