実体験レポート「ヤマダ電機のリフォーム」築30年の和室1DKを全面改修
施工スタッフの対応に“好印象”

 私事で恐縮ですが、先週我が家の引っ越しを行いました。東京都下にある家内の実家が空いたので、都心の住居を引き払って住み替えたのです。

 実家は郊外だけあって広さは十分以上なのですが、何分にも築三十年のオールドタイマー。そこでヤマダ電機のリフォーム統括営業部に相談し、かなり大胆なリフォームに着手しました。

 周知のようにヤマダ電機は今、新築住宅とリフォームの提案を本格化していますが、その実力を知るためにも、いい機会だと思ったのです。今回は自らの体験を通じた「ヤマダ電機のリフォーム」をレポートしましょう。

ほぼイメージ通りの仕上がりに満足

 1階のもともとの間取りは、ダイニング・キッチン・六畳和室・風呂・トイレという構成でしたが、これを全面的にリフォーム。その主な内容が以下です。

1.和室1DKを大型LDKに間取り変更。これにともない1階のフロアを全面張り替え。
2.LDKの壁面をクロスからジョリパッド塗装に変更。
3.壁面設置のキッチンを対面型に変更。これにともない水道配管レイアウトの全面変更。
4.大型システムバスへの入れ替え。これにともないトイレの入れ換え・場所変更、及び水道配管レイアウトの全面変更。
 5.LDK以外の壁面をクロス張り替え。

 工期は1カ月半といったところで、本年1月中旬に着工し2月末に完成。トップの画像がその完成写真ですが、現段階ではほぼイメージ通りの仕上がりになったと満足しています。

 工事中で強く印象に残っているのは、施工スタッフたちの気持ちのいい対応でした。工事の最中にも関わらず、ちょっとした変更や追加要望などをその都度、現場監督氏に依頼したのですが、嫌な顔は一切見せずに、「だったら、こういうのはどうですか」と逆提案してくれ、即座に対応してくれました。

 また、工事終了後には何人かのスタッフから「何かあったら連絡ください。すぐに飛んできますから 」との心強い言葉ももらいました。リフォームに限らずそういうやり取りが自然にできる仕事は、基本的には質が高いはずだと個人的に考えています。

 打ち合わせ段階でヤマダ電機のリフォーム統括部長からは「確かな腕のリフォーム業者に担当させるから安心して欲しい」や「気付いたことや要望などがあれば、その都度現場で指示してかまわない」などと聞かされてはいたのですが、実際にその通りだったと納得し満足しています。

部屋の真ん中の2本柱を撤去できるか!?

 今回のリフォームの計画段階で一番懸念していたことは、和室とダイニングの間にある2本の柱(写真①)を撤去できるのか、ということでした。旧間取りでは2室を隔てる壁にあったのでまったく気になりませんでしたが、ここをブチ抜く以上は撤去して純粋にオープンな空間としたいわけです。

写真①:ダイニングと和室の間にある2本の柱

 かといって、部屋の中心部にある柱のこと。撤去して家が傾いたり2階が潰れるようでは本末転倒。実家は木質パネル工法で建てられているので、これについていろいろと調べてみました。するとデメリットとして「設計自由度が低く、増改築がしにくい」ということが分かり、「最悪の場合、2本の柱は存続させる以外にないな」と覚悟していました。

 このことは施工前に現場監督氏とかなり慎重に打ち合わせたのですが、「撤去する方向で進めましょう。その分、補強をきちんと行えば問題ないはず。ただし、答えは天井を開けてみてから。もし問題があるようだったら、その時は諦めましょう」との返事。これには異存がなく、あとは彼に任せるしかないと腹をくくりました。

 結果は「構造補強梁を渡すことで強度は問題ない」ということに。この梁は100ミリ以上の頑強なもの(写真②)。これを天井裏にしっかりと据え付けてもらったので、部屋からは天井を見上げても、その痕跡がまったく分からない仕上がりになっています。

写真②:天井裏に据え付けられた「構造補強梁」

 また、完工後に聞かされて感謝したのは、リビング収納のトビラです(写真③)。このトビラはフロアから天井まで届く大型のもので、部屋の大きなアクセントになっており、非常に気に入っています。
写真③:フロアから天井まで届く大型の収納トビラ

 ところがこのトビラ、実は特別注文だったのです。当初は既製品を使う予定でしたが、それだと高さが天井までは届かず、トビラと天井の間にできる壁面をジョリパッドで塗装しなければならなかったそうです。

 そこで現場監督氏は「ここは壁面を作らずに全面を木製トビラにすべき」と判断。敢えて特注品を“独断”で発注したとのことでした。

 この話を後から聞かされたのですが、「そこまでやってくれたんだ」と感謝。すると「この方がカッコいいですし、絶対に喜んでいただけると思って」と現場監督氏。これにはもう、素直に感謝するしかありませんでした。

 その一方で施工に関するクレームや問題点についてですが、現段階では「何もない」というのが正直なところです。確かに、事前に打ち合わせた場所に設置されていなかったとか、本来付いているはずのものが付いていなかったとか、壁の塗り方で気に入らない部分があったなどの細かな問題は複数ありました。

 ただし、これらはすべてフォローしてもらいましたし、工事作業のプロセスでは起こっても仕方のないものかな、とも思います。前述したように施工スタッフの対応も、十分に満足できるものでした。それどころか、こちらのミスで傷つけてしまったフロアをきちんと修繕してもらうなど、助けられた側面も多々ありました。

 ヤマダ電機がリフォーム事業に取り組み始めて約3年。現状ではキッチンや風呂の交換などがメインで、ここまでのリノベーション・改修工事に対応できることはまだ、一般には広く伝わっていないかも知れません。しかし、確実に工事をこなせる体制を構築済みであることを、今回身をもって知ることができました。

 別に身銭を切って実験台を買って出たわけではありません。個人的な都合でリフォームをやると決めた以上は、WEBなどで見知らぬ業者を探して駆け引きしたり、知人の伝などで紹介してもらうよりも、ヤマダ電機の専門部門を通じた方がはるかに早く確実で、かつアフターフォローなども期待できるだろうと判断したからです。

 しかしながら、家は住んでみて初めてその善し悪しが分かり、問題などの発覚も一定年月を経てからだといいます。その意味では半年後・1年後・3年後・5年後に自分や家族がどう感じているのかが、本当の評価といえるでしょう。今後とも定期的に報告レポートを公開しようと思っています。(征矢野毅彦)