直管形にはない「一体型LEDベースライト」ならではのメリット掃除がしやすく室内の清潔さ維持が簡単
薄型設計により室内の有効空間を拡張へ

 先日、LED照明の導入事例を取材するため、神奈川県の某社会福祉法人に出向きました。この社会福祉法人は31カ所の障害者支援施設を展開中ですが、そのうち8カ所ある日中活動施設の照明をすべて、この春にLED照明化。事前のシミュレーションでは照明電気代を約7割カット可能という試算でした。

一体型LEDベースライト「リアルプレート」の導入

 ここで特筆できることは、既設の主力照明だった40形2灯式の逆富士形蛍光灯器具を、オプティレッドライティング製一体型LEDベースライト「リアルプレート」に交換したことです。逆富士形のLED照明化というと、一般には安定器をはずし、ランプだけを蛍光灯から直管形LEDランプに交換する手法が主流。しかし一気に一体型LEDベースライトへ交換したという意味で、かなり先進的な事例といえます。

 一体型LEDベースライトはランプと照明器具とが一体設計されているため、デザイン的に美しく、天井空間のイメージを刷新可能という、直管形LEDランプにはないメリットがあります。ただし、ネックは価格でしょう。一般的には直管形LEDへの交換よりも費用がかかるため、メリットは理解しつつも導入には踏み切れないケースが少なくないようです。

 ところがオプティレッドライティングのリアルプレートが画期的な点は、価格のネックを払しょくしたことです。取材した社会福祉法人も当初は、既設の逆富士型蛍光灯器具を流用し、ランプだけをLEDに交換する計画でした。

 しかしながら、ヤマダ電機がオプティレッドライティングとタッグを組んで行った一体型LEDベースライトの提案では、直管形LED蛍光灯と同程度の価格を提示。これが決め手の一つとなり、数ある見積もり提案の中からヤマダ電機が採用されたという経緯がありました。

 実はオプティレッドライティングは昨年後半から、リアルプレートの価格政策を刷新。一体型LEDベースライトの普及を加速し、シェアを飛躍させるために「業界最安値に挑戦」キャンペーンをスタートしています。大手メーカー品の約半額に設定されていますが、こうれは同社のグローバルにおけるシェアの高さを活かしたバイイングパワーや、LED照明専業メーカーとしてのノウハウによる生産工程の効率化などから、「無理のない低価格戦略」とのことです。

作業場、厨房などでの実利的なメリット

 今回の取材で改めて認識させられたことは、一体型LEDベースライトはデザインの良さだけでなく、実務的なメリットが少なくないということです。

 例えばリアルプレートは全高約52mmの薄型設計で、一般的な逆富士蛍光灯器具との比較では10mm以上薄い設計になっています。これは設置した際に天井からの出っ張りが小さくなることを意味しますが、「これにより作業がしやすくなった」と取材した社会福祉法人では話していました。これは主に作業場におけるメリットで、天井の有効空間が広がったために高さのある道具などの移動が楽になったとのこと。そして天井からの圧迫感が減ったことによる心理的な開放感も、障害者の方々の作業効率化に貢献しているそうです。

 また厨房においては掃除や手入れのしやすさが大きなメリット。清潔さを最優先するためには照明の掃除や手入れが不可欠ですが、逆富士型蛍光灯器具ではランプをはずしての掃除が大前提。しかし一体型LEDベースライトではこうした手間が不要であり、手軽に清潔さを保てることが大きなメリットだと話していました。しかもホコリなどが溜まる箇所もほとんどないため、異物混入などの万が一のトラブルも回避しやすいとのこと。これらは直管形LEDランプでは得ることができない、一体型LEDベースライトならではのメリットです。

 そして、こうした実務的なメリットは、使っている人だからこそ実感できるものといえるでしょう。取材に同行したオプティレッドライティングの担当者も「一体型LEDベースライトに、こうした実利的メリットがあることまでは気がつかなかった」と話していました。

 もちろんリアルプレートは、低消費電力や長寿命などLED照明としての基本的なメリットをすべて兼ね備えています。しかもデザインに優れ、価格は直管形LEDランプと同等ということであれば、これを選ばない手はないでしょう。現状では逆富士型やトラフ型、反射笠付型が用意されていますが、埋込型蛍光灯器具の代替モデルも計画中とのこと。発売時期は未定ながら、「早ければ年内にも」との情報もあるだけに、同社の動向は要チェックといえそうです。リアルプレートの詳細はこちら まで!!