【CES 2018】グーグル・アシスタント搭載の各種デバイス「マーシャル」スピーカーからテーブルタップまで
IoT時代の本格到来を感じさせる幅広いバリエーション

【CES 2018】今回はCES 2018で展示されたグーグル・アシスタント搭載の各種デバイスから、スマートディスプレイ以外のものを紹介しましょう。それらは文字で長々と解説するよりも、写真を見ていただく方がずっと分かりやすいはず。中には「えっ、こんなものにも?」と思うデバイスもありますが、その可否は個々の読者の判断にお任せします。

 まずはある種の音楽ファンには絶大な人気を誇り、個人的にも思わずニヤリとさせられたブランド・マーシャルの「Marshall Stanmore Speaker」です。見た目はどう見てもギターアンプですが、中身はマルチ・ルーム・ワイヤレス・スピーカー。デジタル音楽プレイヤーとワイヤレスでつなぐスピーカーで、出力は80W。1ウーファー2ツィーターで構成されています。オンオフをはじめ、音量や音質などをグーグル・アシスタトによる音声でコントロールします。

 続いては白モノ家電。センター奥がGE冷蔵庫「Smart French Door Refrigertor」で、手前はエレクトロラックスのエアコン「Frogidaire Cool Connect AC」。冷蔵庫は音声認識でコーヒーなどを抽出でき、エアコンは電源のオンオフや温度設定・調整などが可能になっています。

 こちらはGourmiaの圧力鍋「Smart Pot Pressure Cooker」(左)とコーヒーメーカー「Smart Cofee Make」。圧力鍋は加圧料理の“プレッシャー”から解放してくれ、進行モードのチェックやオン・オフの切り替え、食品の保温などを実現。また、コーヒーメーカーは声をかけた瞬間にコーヒー豆を惹いてくれ、いつでもおいしいコーヒーを楽しめます。

 続いてはLGの洗濯乾燥機「LG SIGATURE Wsher」(左)とエアコン「LG Portable Air Conditioner」。洗濯機はグーグル・アシスタントが作業の残り時間を教えてくれ、エアコンはオン・オフや温度設定、風量設定などを声で制御できます。

 グーグル・アシスタントは「LEDランプ」にも搭載が始まるようです。声によるオン・オフや、調光・調色などが可能になります。

 そして最後は「こんなものにも?」の極め付け「テーブルタップ」です。一瞬、何に使うの?と思いましたが、3タイプとも声による電力供給のオン・オフを独立して行うことができます。これまで見てきたように、家電のグーグル・アシスタントの搭載が、基本的にはオン・オフ作業などリモコンで行ってきたものを置き換える傾向にあるため、それだったらオン・オフだけでも1つのデバイスに集約してしまおう、という発想のようです。

 今回紹介したデバイスは、まだほんの一部のはずであり、今後様々な機器が登場することと思われます。しかしながら、あと数年は玉石混交状態。そのすべてが生き残り、日々の暮らしに定着するとは思えません。ですが、中には今後、急速に普及するものもあるはずです。それが何なのかはメーカーはもちろん、グーグル自身にもまだ見通せてはいないでしょう。それだけに、意欲的なメーカーであればカテゴリーを問わずに協業することがグーグルの基本姿勢なのだと思います。果たしてこの中に、魅力的なデバイスはどれほどあったでしょうか? (征矢野毅彦)