「EV」最前線!!地域社会への新たな貢献策として
注目度アップ!!「EV充電器設置」

製品紹介

コンパクト設計で国内シェアトップ
ニチコン「省スペース型急速充電器」

 前ページで見たようにEV急速充電器の普及が急ピッチで進んでいる。そんな中、2017年の販売シェアトップのメーカーをご存知だろうか?

 それは「ニチコン」である。昨年は国内シェア3割を占め(※)、累計販売台数は1300基以上に達している。

 同社は、急速充電器マーケットへの参入が、2011年11月という後発組。にもかかわらず、短期間でトップに立った背景には「省スペース」「ユニット構造の採用」「低待機電力」という3つの大要因がある。

サイズは競合モデルの1/2以下

 まず「省スペース」。同社の25/35kWモデルでは、設置に必要な着床面積が1800㎠だ。他社同等モデルはその大半が4000㎠以上を必要としており、半分以下というコンパクトさが高く評価されている。

 しかも体積正面は294L。これも他社は700〜800L以上が主流だ。ニチコン製品はちょっとした空間を有効利用でき、駐車場面積の犠牲も最小化できるなどメリットが多い。

 また「ユニット構造の採用」も、安定可動やメンテナンスの容易性をもたらしている。35kWモデルの場合、11.7kWユニットを3基搭載しており、仮にトラブルで1基が停止しても、残りの2基が23kWで運転を継続。安定的な電力供給が可能だ。

 しかも、トラブルをおこした1基には、現地でのユニット交換で対応。修復コストが最小化できることも重要なポイントである。

 また、見逃せない点として「低待機電力」がある。急速充電器はこれまで、不稼働状態でも50kW機なら220Wほどの電力消費が当たり前。

その年間電気代3万〜4万円は必要経費だった。

 だが、ニチコンは業界で初めてここにメスを入れ、独自の技術で待機電力20Wを実現している。

 急速充電器の待機電力は、今はまだクローズアップされていないが、今後、普及が進めば問題視されてくるはずだ。それだけに設置事業者の経済的メリットのみならず、地球温暖化対策などの観点からも、非常に有効なベネフィットといえる。

ヤマダ電機が販売に本腰

 ニチコンの「省スペース型急速充電器」は10kW、25kW、35kW、50kWを用意。どれも小型・省スペース設計や低待機電力、防水性能IP34、そしてCHAdeMO1.01に準拠している点で共通する。しかも、さまざまな認証・課金機能に対応している(同機能がないモデルも選択可能)。

 ヤマダ電機法人事業部でもニチコン製品のこうした先進性や信頼性に着目し、この春から本格的な取り扱いをスタートした。全国のヤマダ電機法人コーナーで相談・問い合わせを受け付けているので、立ち寄ってみてはいかがだろうか。

 なお、同急速充電器の導入に際しては、ニチコン独自の「保守メンテサービス」への加入をお勧めしたい。

 プランA(年間16万8000円)とプランB(同24万8000円)があり、どちらも24時間365日のコールセンターや定期点検に対応。プランBは駆けつけ修理にも対応する。地域社会のインフラとして安定稼働させるためにも、ぜひとも検討したいサービスである。
※) NCS登録実績より。

世界最小50kW機
ニチコン NQC-TC503E

●定格出力:50kW ●充電方式:CHAdeMO1.01 ●入力電圧:三相三線式AC200V ●入力容量:58kVA以下 ●最大出力電流:125A ●容積:437L ●着床面積:2,570㎠
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