麻しんウイルスを99%抑制/ジアイーノ麻しんの死亡割合は1人/1000人!
そのウイルスの抑制効果を立証

 パナソニックは、次亜塩素酸により空気を清浄する『“空間除菌脱臭機”ジアイーノ』の効果に関する訴求を強化しています。そして先日、効果検証の最新版として「空気中に揮発した次亜塩素酸水溶液の有効成分が、麻しんウイルスを99%以上抑制する」とのレポートを発表しました。

 この効果検証は(一財)北里環境科学センターと共同で行ったもの。「試験空間(約6畳)で有効塩素成分が、付着の麻しんウイルスに対して120分で99%以上抑制する効果があり、テーブルや手すりなどに付着した麻しんウイルスを短時間で抑制する効果が期待できる」としています。

 具体的な検証方法については、パナソニックのHPをご覧いただくとして、ここではそもそも「麻しんとは何ぞや?」について確認しておきましょう。パナソニックのレポートでは、麻しんとは何かについては触れられていなかったこともあり、個人的にはそちらにも興味を持ったからです。

各種病原ウイルスの抑制効果を立証済み

 まず「麻しんとは」ですが、これは麻しんウイルスによって引き起こされる全身感染症で、いわゆる「はしか」のこと。その症状については厚生労働省のHPに、次のように記されています。

 「感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症するといわれています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人といわれています」

 「その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。近年は麻しん含有ワクチンの2回接種が行われ、麻しんに感染する方の人数は減っています」

 はしかには子供の頃にかかったのですが、それほど苦しかった記憶もなく、今までは「たかが“はしか”」だと思っていました。ところが、厚労省のHPを読んで、重篤な病につながる危険性があることや、死亡割合も決して低くはないことなどを、今回初めて知りました。たかが“はしか”と侮ってはまずいようです。

 さらに厚労省HPでは、「そもそも麻しんは感染力が強く、空気感染もあるので、手洗いやマスクだけでは予防できず、最も効果的な予防方法は予防接種」だとされています。とはいえ、世の中のすべての人が予防接種をうけているはずもなく、特に不特定多数が集う施設などでは、やはり麻しんウイルスに対する何らかの抑制策が必要ということになります。

 パナソニックはここに目を付けたというわけでもないでしょうが、ジアイーノによる麻しんウイルスへの抑制効果を今後、より大きくアピールする方向です。

 もともとジアイーノは各種の病原ウイルス抑制効果について、積極的に検証してきています。表はパナソニックがこれまでに発表した除菌効果検証の一覧ですが、「A型インフルエンザウイルス」や「新型インフルエンザウイルス」をはじめ、食中毒の原因となる「黄色ブドウ球菌」、乳幼児に急性の胃腸炎を引き起こす「ロタウィルス」、そして肺炎などを引き起こす「肺炎レンサ球菌」などのウイルス抑制に効果があると報告しています。

 これまでの空気清浄機といえば、一般的にはホコリやハウスダスト、カビ菌や花粉などの抑制効果がメイン。それらとの比較でジアイーノは、明らかに異なったコンセプトを持っており、一歩踏み込んだ空間洗浄機として開発された機器であることは確かでしょう。

 もともと次亜塩素酸は、プールや哺乳瓶、食材などの除菌溶剤として広く活用されてきた素材であり、安全性も立証されています。その発生装置としてのジアイーノが医療機関や高齢者施設、教育機関などを中心に「手軽で確実な空間洗浄装置」として急速に浸透していることもうなずけます。真の衛生的な空間を必要とする施設にとってジアイーノは、“マストアイテム”といっても過言ではないのかもしれません。(征矢野毅彦)