ソリューション提案型ショールームを開設/エプソン最新商品やソリューションを体感展示
5月30日、丸の内にオープン予定

エプソンは、ソリューション提案型ショールーム「エプソンスクエア丸の内」を、新国際ビル(東京都千代田区丸の内)内に、2019年5月30日にグランドオープンすると発表しました。最新のエプソン商品やソリューションなどを、オフィスや店舗といった実際に使用するシーンに合わせて紹介する“体験・体感”型が大きな特徴となっています。

「Epson 25」で掲げるイノベーションの世界観を体感

●東京都千代田区丸の内にある新国際ビル1F/2Fにオープン予定の「エプソンスクエア丸の内」外観イメージ
●2フロアで4つのゾーン(ビジネス/プロダクション/パーソナル/エプサイト)を展開

新しくオープンする「エプソンスクエア丸の内」は、新国際ビルの1Fと2Fの2フロアを占め、「ビジネスゾーン(法人・業務向け)」「プロダクションゾーン(商業・産業向け)」「パーソナルゾーン(個人・家庭向け)」「エプサイト」の4つのゾーンで構成されます。同社は長期ビジョンの「Epson 25」を中心にビジネス展開しており、新ショールームでは同ビジョンで掲げる4つのイノベーション領域(インクジェット/ビジュアル/ウェアラブル/ロボティクス)において目指す世界観の体験や体感が可能です。

さらに、「エプソンスクエア丸の内を拠点にお客様との連携を積極的に推進することで、これからのビジネスを変革する新しい価値を創造するオープンイノベーションを実現したい」といい、同社のイノベーションをけん引する役割を担う拠点としても位置付けています。

消費者がメーカーの製品を実際に目するのは店頭ですが、多くは製品が並べられているだけです。モック(原寸大の模型)ではなく実機展示であれば質感や操作感も体感できるものの、POPや店頭展示物だけでは活用手法などのソリューション的な側面を理解するにはもの足りないといえます。体験・体感型の店舗やメーカーショールームも増えてはいますが、意外と製品展示だけのタイプも少なくありません。この意味で、今回のエプソンの新ショールームは「実際の利用シーンを再現した」という点で興味深いといえるのではないでしょうか。

4つのゾーンの概要

では、各ゾーンやブースの概要(ブースやゾーンなどの画像はエプソン提供のイメージ)を見ていきましょう。

ビジネスゾーン

法人・業務向けのビジネスゾーンは、1Fのメインエントランスを入った奥側にあります。その特徴は、製品を利用する実際のシーンを再現した4つの展示ブースを設けていること。各シーンに適したエプソン商品が提案する価値をソリューションとして紹介するとしています。具体的な展示ブースは下記の通りです(画像はイメージ)。

 

スマート&エコロジー・オフィス:エプソンが提案する環境配慮型のオフィスを再現したブース。同社の強みであるインクジェットプリンターの高い環境性能を訴求すると共に、これからのビジネス商品の使い方を体験できます。
スマート&エコロジー・オフィスSOHO:働き方改革などを背景に、今後はSOHOなども増えることと思いますが、このブースでは限られた空間で仕事をするビジネスパーソン向けに、省スペースなビジネスインクジェットプリンターなどを提案するブースです。
スマート&エコロジー・ショップ:円筒型プロジェクター「ライティングモデル」による空間演出、タブレットPOSによるスタイリッシュなレジ演出などを行うほか、狭いバックヤードで使えるプリンターなどを紹介するブースです。
スマート&エコロジー・スクール:ITを活用した教育現場を再現したブース。電子黒板を使った分かりやすい授業、インクジェットプリンターを活用した教材作成や校内行事の準備など、スムーズな校内業務の実現を提案します。

プロダクションゾーン

2Fに位置する商業・産業向けプロダクションゾーンは大きなスペースで、サイン&ディスプレイ向けの大判プリンターを活用し、壁紙やサインなどの高画質な内装装飾を体感することができます。また、産業用ロボットも展示される予定とのこと。エプソンは腕時計組立ロボットの開発から産業用ロボットを展開しており、その実機デモンストレーションを体験できます。導入時の課題や運用上の質問など、相談にも対応するとのことです。

●プロダクションゾーン(商業・産業向け)のイメージ

パーソナルゾーン

個人・家庭向けのパーソナルゾーンは、1Fに位置します。写真高画質プリンターの展示を中心とした「フォトコンシューマーエリア」と、エプソンの時計ラインアップを展示する「ウォッチエリア」で構成されています。

フォトコンシューマーエリア:写真を使った贈り物やインテリアとしての写真の飾り方など多彩なフォトアイテムを紹介し、「気軽に写真を楽しみたい」といったニーズに対応。カメラなどを趣味とし、本格的な作品志向へのニーズには、作品づくりに役立つヒントやノウハウ、同社独自のプリント活用法などを提案するエリアとなっています、
ウォッチエリア:「TRUME」「ORIENT STAR」「ORIENT」「Smart Canvas」など人気の同社ウォッチブランドを展示。1942年の創業時から手巻きムーブメントの部品製造・組立を出発点に長年にわたって腕時計を手掛けてきた“ものづくりへのこだわり”を紹介するとしています。

●パーソナルゾーン(個人・家庭向け)のイメージ

エプサイト

エプサイト(epSITE)は、正式名称を「エプソンイメージングギャラリー エプサイト」といい、作品の「創作」と「発表」の機能を兼ね備えた、写真表現に関する幅広い情報の提供や発信を行うスペースです。新宿三井ビルディング1F(東京都新宿区)でも1998年以来エプサイトを展開しており、それがエプソンスクエア丸の内にもオープンするというわけです。

新宿のエプサイトは長年にわたって写真愛好家に親しまれてきたギャラリーで、エプソンスクエア丸の内に設けられるエプサイトも、同じようなブースから構成されています。例えば、「エプサイトギャラリー(1F)」はインクジェットプリンターによる作品展示が可能で、だれでも気軽に写真展を楽しむことができます。「プライベートラボ(2F)」は、エプソンの最新インクジェットプリンターなどを使用して作品制作が可能なレンタルスペースです。加えて、さまざまなプリントづくりのノウハウが学べる「エプサイトセミナー」も定期的に開催されます。

●写真展を楽しめる「エプサイトギャラリー」のイメージ

また、エントランスホールでは、エプソンのプロジェクタ―を活用したプロジェクションマッピングで「エプソンの歴史とエプソンが創る未来の姿」をコンセプトとした空間演出を実施するとのこと。徹底したエプソングループの情報発信基地となりそうです。

グランドオープンは5月30日ですが、営業開始は6月1日からとなっています。開館時間はゾーンごとに異なり、ビジネスとプロダクションは10:00-17:00(土日祝日、同社指定日は休館/予約優先)、パーソナルは10:00-18:00(日、同社指定日は休館/予約優先)、エプサイト10:00-18:00(日、同社指定日は休館/一部要予約)。予約やセミナー申込などについては、「エプソンスクエア丸の内ホームページ」からとなっています。個人的にも楽しみにしており、オープン後はすぐにでも足を運んでみようと思っています。(長谷川丈一)