• 年金の繰上げ・繰下げ(第28回)

     今回は、年金の「繰上げ」と「繰下げ」という制度を紹介しよう。「繰下げ」の方は、前回からの続きで「第3ステージ」対策としての妻の「老齢基礎年金」の増やし方にも活用できる制度である。 繰上げ  現在の年金制度の,、本来の支給開始年齢は65歳である。「繰上...
  • 国民年金の「任意加入」(第27回)

     前回、「老齢基礎年金」を増やす方法として、国民年金の「任意加入」と「繰下げ」という制度を紹介したが、今回は「任意加入」について、もう少し詳しく説明しよう。 国民年金に任意加入できる人、できない人  年金制度は原則的には強制加入の制度である。会社に就職...
  • 「第3ステージ」対策(第26回)

     前回は、一方または双方がサラリーマンである夫婦にとっての「第3ステージ」の重要性について述べた。今回は、「第3ステージ」対策について考えてみよう。 夫は「老齢厚生年金」、妻は「老齢基礎年金」  一方または双方がサラリーマンの夫婦であって、かつ夫の「老...
  • 「第3ステージ」の重要性(第25回)

     ここまで、サラリーマン夫婦の年金を時系列に沿って、年上の方が年金を受給する「第1ステージ」、夫婦双方が年金を受給する「第2ステージ」、いずれかが先立って残された方が年金を受給する「第3ステージ」と名付けて解説してきた。  しかし世間的には、年金制度が...
  • 「夫婦の年金」ケーススタディ(第24回)

     前回と前々回は、「一般的なサラリーマン夫婦」を標準ケースとして、「夫婦の年金」の時系列に沿った年金の変化について、「第1ステージ」、「第2ステージ」、「第3ステージ」という独自の用語を用いて解説した。 今回は、「標準ケース」とは異なるケースについて見...
  • 夫婦の年金「第3ステージ」(第23回)

     前回は一般的なサラリーマン夫婦(夫がサラリーマンである夫婦)の「夫婦の年金」を、「第1ステージ」(年上の方が年金を受給する期間)、「第2ステージ」(夫婦がともに年金を受給する期間)、「第3ステージ」(夫の死後に妻が年金を受給する期間)と三つの期間に分...
  • 老後の年金を夫婦単位で見る(第22回)

     前章では、「2階建て年金」をキーワードとして、老齢、障害、遺族年金までの年金制度の概観を述べてきた。本章では、多くの人にとって老後の生活設計に欠かせない「老齢年金」について、さらに詳しく述べていくこととする。  ところで、本章のタイトルを「老齢年金の...
  • 「遺族年金」の長期要件と短期要件(第21回)

    遺族厚生年金の「長期要件」  遺族・障害年金は、その保険事故である死亡、障害(障害に至る事故や発病)がいつ起こるか分からないため、保険事故が起こった「そのとき」が重要で、また年金額形成期間が十分ではないため、年金額の計算に300月という保証期間がつく。...
  • 「遺族年金」(第20回)

    「遺族年金」は、受給する状況によってその年金の構成や性格が変わる複雑な年金だ。まず、「遺族年金」には、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」の2種類があるが、この二つの年金はだいぶ性格が異なる年金である。ひと言でいうと「遺族基礎年金」は遺族のうちの子供のた...
  • 「遺族年金と障害年金」の受給資格(第19回)

     前回、老齢年金と遺族・障害年金との違いを「そのとき」というキーワードで説明した。遺族・障害年金の支給原因(=保険事故)となる死亡や障害(その原因となる事故や発病)はいつ起こるか分からない。  したがって、老齢年金のように年金加入歴全体で支給される年金...